Blog da Brasi Fureai

ブラジルふれあい会
序論：

国際経済問題は日本を含め、多くの先進国に悪影響を与えています。そのため、企業は派遣社員の雇用を急激に削減するという結果につながりました。その派遣社員の大部分を占めているのは工場現場勤めをしていたブラジル人です。結果、約33万人が路頭に迷う破目になるかもしれません。

目的:
　　　
ブラジルふれあい会は、国際経済問題の影響を受けて新たに発生した、日本で暮らすブラジル人たちの問題を解決、また解決法を提案するために生まれた会です。日本人とブラジル人が仲良く生活するため、お共いの深い交流実現を目指します。

目的地：

現在は約3万のブラジル人が生活している浜松市付近（浜松市、湖西市、磐田市）の活動が中心ですが、浜松市以外の地域にも活動を広げる予定です。

提案：
より多くのネットワークを得るため、ブラジルふれあい会は様々な提案を作成しています。それらの提案を実行するには各個人、会社、市・県・国家機関と、日本で暮らすブラジル人相互の協力が必要です。現在の失業問題を解決する方法として、これらの提案が有効であるとブラジルふれあい会では確信しています。なお、実行案は短期間・中期間・長期間に分け、住宅問題など生活に直接かかわり、近々に解決しなければならない問題から優先的に解決していきます。

短期間実行案

暮らし：

ブラジル人の多くは派遣会社を通して働いており、自分の住まいは各派遣会社から不定期で間借りをし、労働契約が終わり次第、借住契約も切れます。そのため、労働契約が切られた従業員等は住まいを出ることになり、住む所を無くした家族は大きな社会問題となります。ブラジルふれあい会は市・県営住宅を管理している機関にお願いし、住居問題の解決に挑みます。各個人、会社とも連絡を取りあっていきます。現在、多数の市・県営住宅が空いています。緊急事態としてそれらを使用することも不可能ではありません。

労働：

第二次産業がブラジル人の勤め先とは限りません。第一次産業（農業・林業・魚業）と第三次産業（営業店・サービス業）なども労働先の一つです。ブラジルふれあい会の提案として、ハローワークなどの市・県立機関を通し、各個人、会社経営者がブラジル人を雇う利点を知っていただくよう集会を開く方向で進んでいます。日本語の理解不足により外国人労働者を雇うことに反対意見をする企業が出るということも考えられるため、外国人労働者のための日本語教室や、職場で役立つ最低限の日本語能 力の取得を目標にしたセミナーを開催する予定です。

社会保護

ホームレス保護活動はブラジルふれあい会の中心活動ではありませんが、ホームレスにならないための行動・相談・協力をしていきます。安定した職場と住まいを獲得できるための行動に全力を尽くすのは、ブラジルふれあい会の意思です。

帰国：

失業により再就職が見つからない方、住まいを無くした日系ブラジルの方、帰国希望だが切符代が支払えない方のために、日本で活躍する地元のブラジルの銀行に立て替えをお願いし、帰国後での一括又分割返済という提案も行っています。

中期間・長期間実行案

今おかれている状況から見て、これから日系ブラジル人が日本に滞在するためには最低限度の資格が必要だと思います。誰でも仕事が見つかる時代は終わりました。現在、ブラジル人向けの商売もピークに達成しており、限ぎられたマーケットをより拡大することは困難です。そのためブラジルふれあい会では、各個人、会社や市・県機関と協力し、日本の社会も利益を共有できるような仕組みづくりに取り組んでいます。それらの目標を実行するため、初心者向けの日本語教育から、専門分野に関する教育までに取り組むとともに、日本とブラジル間の交流をより大切にし、両国の絆を深めることが必要だと考えます。